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残念ですが、そのバッグはあなたにどんなドアも開けてくれません

 特に、高級ブランドものといわれるバッグについて。

 そのバッグを持っていようが持っていまいが、あなたに向かって開くドアの種類は変わりません。つまり、「あなたの価値」は変わらない。そう、ブランドバッグ、持たなくていいんです。

 もともと、高級ブランドは、一般人が買える(一般人に買わせる)ラインで収益を上げて、そのお金で、上流階級向けの(収益の合わない)馬具等を作っており、後者の少数アイテムこそがブランドの価値に資していると教えてもらったことがあります。

 また、今ここでいう「高級ブランド」発祥の地であるヨーロッパでは、もともと、その収益上げ向けラインも、食べるために働く階級(一般人)が買うものじゃなくて、働かなくても食べられて、次代もその生活ができる階級の人たちが買うものと想定されているので、実用面はあまり考慮されてないんですよね。バッグが重いのはpageに持たせればいいんだし、靴が歩きにくくても絨毯の上のみを行くなら構わないわけだし。

 高級ブランドを持つ(少なくとも、買う)動機には、アッパー層の生活へのあこがれがあるわけです。あのクラスが持っているものを、私も持っている、クローゼットにはある、莫大な資産はないけど、と。

 でも、所詮は、住む世界が違うんです。最新のラインを買って、これ見よがしに振り回して歩いても、それを理由に、あなたの目の前に上流社会(←本当の目的地)向けのドアが開くということはない。だからね、その目的で買うなら、はっきり言って、無駄です。

 偉そうなことをいいつつ、御多分に漏れず、わたしもバッグ類大好きでした!!
 20代の頃、資産形成の必要性なんてこれっぽっちも考えず(この時点でアッパー層にあこがれる資格ゼロ)、可処分所得は全部身を飾ることに使った…結果。

 何年か経ってトレンドが去り、それでも未練がましく何個か残していた重~いバッグ。出張に持って行き、その旅の空で、もうえーわ!!ってなりました。何より、重くて疲れてうんざりした。
 帰ってきてからすぐに、購入時の保証書や保存用アイテムを引っ張り出してきて、質屋に持ち込みました。その結果、お金は入るし、クローゼットは空くし、もう二度と、あの重いバッグを持ち歩かなくていいのねと、すがすがしい気分になったことを思い出します。

 同時に、あの時私は、色々と諦めたのだと思います。
 私には、あのドアは開かなかった。残念だけど、あちら側には行けなかった。
 
 でも、こっち側でも私、生きてるし!と今なら笑えますが。

 バッグのみならず、選ぶアイテムすべてがそうです。自分の所属する世界ではない世界への「扉」として買う「もの」は、あなたにドアを開けてはくれません。
 あなたがふさわしい人になったら開くかも?

 だからやっぱり、冒頭に書いたように、「あなたの価値」は変わらないということです。
 所有するアイテムはあなたの価値に影響を与えない。そぎ落とされて、何が残るか。そのときに、あなたの望む世界にいるかどうか。あなたの価値はあなた自身が決めるんです。

 私? 私はねえ、なーんにも持ってないよ。楽だが、糸の切れた凧のような寄る辺なさも感じる。
 からりと晴れた日の木造住宅のような心情に、悲しさと虚しさも時々訪れるけど、それらがまったく訪れないという人生もまたなかろう。保育園児も小学生も、はや人生の悲しさを知っているまなざしをしているよ。
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